岡山自主夜間中学、生徒増で手狭に 新たな学びやに旧内山下小学校を活用へ
岡山自主夜間中学が、生徒の増加に伴い、現在の場所が手狭になっています。有識者で作る委員会が岡山市の小学校跡を無償で貸すよう、市に推薦しました。
岡山自主夜間中学の新たな学びやとして推薦されたのは、岡山市北区丸の内にある旧内山下小学校です。18日に開かれた岡山市協働推進委員会で、「新しい学びの手段として支援する必要がある」とモデル事業に推薦されました。手続きを経ると、旧内山下小学校を無償で利用できることになります。
岡山自主夜間中学は、これまで岡山国際交流センターの会議室を「教室」として利用してきましたが、生徒が100人に迫り、予約が取りにくくなっていました。
岡山に夜間中学校をつくる会の城之内庸仁代表は「会議室ではなく学校という場所で机を並べて学ぶ雰囲気を味わってほしい」と話していて4月から月2回、利用したいとしています。