大安喜一教授(岡山大学グローバル・パートナーズ)が担当されている授業のゲストティーチャーとして、EFA(Education for All;万人のための教育)をテーマに「岡山自主夜間中学校」について講義をさせて頂きました。生の声を届けたいという思いで、夜間中学校の生徒さん(槇本さん、丸山さん、井上さん)もお越し頂きました。大安教授の依頼で、全て英語で講義を行い、また、生徒さんの話は、逐次通訳という形で進めさせて頂きました。10人前後のグループを3つ作り、槇本さん、丸山さん、井上さんが各グループで夜間中学校での学びや動機についてお話されました。学生さんも真剣な眼差しで食い入るように聞かれ、熱心にメモを取っておられました。講義の後半は、各グループでディスカッションを行い、全体でシェアしました。槇本さん、丸山さん、井上さんは、講義が始まるまでは、ずっと緊張されていましたが、いざ、始まると水を得た魚のようにしっかりと語ってくださり、もはや通訳ができないぐらいの状況でした(^-^; 夜間中学の生徒さんも岡山大学の学生さんも満足そうな顔をしてくださっていたので、本当によかったです。最後になりましたが、依頼を頂いた大安教授、また、送迎や応援に駆けつけてくださった岡山に夜間中学校をつくる会の大久保さん、那須さん、野鶴さんには、感謝しかありません。本当にありがとうございました(*^-^*)
追記:丸さんこと、丸山さんは、70年以上生きてきて、初めて大学に足を踏み入れたといわれていました。そして、講義が終わったあと、私にそっと、「大学生になりたいな~」とつぶやかれました。
丸さんの頑張りなら大学生になれると感じた梅雨入り直前の夜でした。